心配した天気は どうにか持ちそう と判断して出発。
が、昼食後 八雲ヶ原に向かってると土砂降りの雨に見舞われてしまい、慎重に渡渉したのがあほらしくなるほど 全身ずぶぬれ。土砂降りスポットにはまってしまったようです。
八雲ヶ原で 先週に引き続き、水が滴る老若男女の集合写真。
旧ホームページから引き続き掲載していた2021年までの例会報告については、ホームページから削除し、リストのみの記載としましたので、報告いたします。
日中はまだ暑さが残るものの、朝晩は幾分か過ごしやすくなってきましたね。
次の「青雲会便り」並びに「例会案内」の配布に合わせて、皆さんのお手元に、例会案内(雛形)及び登山計画書(雛形)が届く予定です。
例会案内(雛形)及び登山計画書(雛形)とも、様式が変更になっていますので、今後は、新様式をお使いいただきますようお願いします。
例会案内(雛形)及び登山計画書(雛形)の新様式のWORDファイルは、
大阪青雲会ホームぺージの「会員向けページ」の「書類のダウンロード」のページからダウンロードしていただくか、
例会案内提出依頼のメールに添付のファイルをお使いください。
今回は、日帰り雪山例会案内(雛形)が新設される等、種々の変更がありますので、新様式の使用をよろしくお願いいたします。
昨年夏、好天の鳥海山に登り、次は更に北にある名峰の利尻山に登りたいと新たな目標ができ、今回の利尻・礼文例会を計画しました。
せっかく登るのですから、利尻山の頂上から周囲の海はもちろんのこと、礼文島や北海道本島を俯瞰したいという目標が出てきました。
今回、ほぼ快晴のなかでその目標が達成できるとともに山行後に続く観光等も充実して、自分自身はもとより、高額の費用と多くの日数をかけて参加していただいた皆さんにも多分納得していただけたのではないかと思い、ホッとしています。
7月25日、利尻島に到着した時は、利尻山の上半分は雲に覆われていました。なかなか頂上が姿を現すことが少ない山と聞いていただけにやはりこのような感じで登るのかと思いましたが、一方では翌日と翌々の天気は良くなる予報でしたので、天気が良くなることに期待していました。
利尻島に到着してまず思ったことは、「涼しい」の一言です。札幌と比べても5℃程度低い20℃余りでした。
その日は、翌日の行動食や飲料水を購入するため鴛泊(オシドマリ)の街を散策したり、女性4人は鴛泊の街から海に突き出たペシ岬(92m)に登られたりしていました。
なお、宿は男性と女性が別の宿に分宿しました。
写真は、利尻山の下り、利尻避難小屋〜長官山間から見た利尻山で、右下の赤い屋根の建物が避難小屋です。

翌26日、両方の宿からそれぞれ午前4:45頃に出発し、5:00に登山を開始しました。
登山口から頂上まで、約1,500mをほぼ一本調子で登ります。
登山口を出発後すぐ、コースタイムで15分のところに名水百選の「甘露泉水」の湧き水があり、女性の多くは喉を潤していました。
利尻山の森林限界は、ガイドブックやWEBサイトによって異なり、500m〜1,200mと大幅な開きがあります。
何が正しいのかわからないという状態で現地に行ったのですが、頭上を覆うほどに伸びていない樹木が始まるのが700m〜800m程度の標高で、この状態で朝日や夕日のように横からの直射日光はまだらにしか当たらない状態となります。そんな状態が長く続き、第二見晴らし台のある1,100m付近で周辺の樹木から頭が出る状態に移行します。
歩いていて、皆さんの上半身が出て写真がきれいに撮れるのが、避難小屋がある1,200mを越えたあたりです。
つまり、長い距離をかけて(幅広い標高を移動する間に)少しずつ樹木の高さが低くなっていきます。



長官山まで登ってくると、それまで見えていなかった利尻山の頂上が見えます。
当日は朝は利尻山の上の方に雲がかかっている状態でしたが、天気予報どおり次第に晴れになりました。
ただ、ガスがかかることもたまにあり、長官山では今後ずつとガスがかかるのではと不安になる一幕もありました。



ついに九合目までやってきました。
ところが、標高はまだ1,400m。頂上の1,718mまで300m余りあります。
利尻山はどうも”合目”の付け方がいびつなようです。
おまけに、「ここからが正念場」の表示があり、まだまだ先は長いという感じがしました。
実際、等高線はここから密になります。
”九合目”という言葉に安心してはいけないと感じました。



この写真の中央やや上寄りのところに、ペシ岬が見えます。市街地から海に突き出た高台のことです。
今回掲出した写真でペシ岬が写っているのはこの写真だけですが、登っているときに、ちょっとした展望所に立ったり後ろを振り返ると、よくペシ岬が見えました。
ペシ岬が次第に小さくなっていくのが面白くもあり楽しみでもありました。
女性の皆さんはペシ岬に昨日登られて、展望が良かったと言っておられたので、男性も翌日登ることに決めました。
写真の市街地は、利尻島で私たちが宿泊した鴛泊の街です。
また、写真ほぼ中央には翌日行くことになる、姫沼が見えています。



同じく、九合目〜沓形分岐間の写真です。背景は利尻島で鴛泊と並んで大きな沓形の街です。
九合目〜頂上間は、傾斜は急でしたがほとんどの区間で階段や、円形の筒に土砂を入れそれを階段状に配置したものかあり、よく整備されていました。
ただ、一部の区間でザレ場があり、また段差の大きい岩場があったので、慎重に歩く必要がありました。



ついにやってきました。利尻山頂上!
周りを海に囲まれた独立峰の頂上でしかも快晴です。周囲に遮るもののない360°の眺望が楽しめました。
大山神社の祠が設置してあり、それを背景に集合写真を撮影しました。



大山神社の祠を背景にした写真は逆光だったため、180°反対側の写真も撮影しました。
背後に利尻水道を挟んで北海道本土が見えました。
写真では朧げにしか写っていませんが、写真上部左寄りのところには、稚内市街地と更に左に野寒布(ノシャップ)岬が見えました。
利尻山頂上では、写真を掲出していませんが、南東方向の利尻山の裾野とその先の北海道本土や、北北西方面に位置する利尻空港とその先の礼文島や、北方面に位置する鴛泊市街地とその先に突き出たペシ岬を眺めたりして楽しみました。





利尻山は頂上〜九合目間の傾斜が急で、整備されている期間が多いとはいえ岩場やザレ場があり気の抜けない区間です。
九合目に到着すると、あとは殆どの区間でハイキングコースといっても良いほどの歩きやすい行程ということを登りの際に感じていましたので、気持ちに余裕が出てきました。
九合目を出発して利尻山避難小屋に迎え途中、利尻山を背景に皆さんの姿が同時に写る位置で歩いておられましたので、撮影してみました。
右上部奥が利尻山頂上です。
当日の宿泊は、男性・女性とも同じ旅館で、女性は昨日から引き続き同じ旅館でした。
前日、女性の話を伺うと魚介類が豊富な大変立派な食事だったということで、当日は2泊目で肉料理がメインでした。
少し遅い時間の夕食に対応していただけたため、ありがたかったです。



翌日も天候は晴れ。既に利尻山に晴天で登っているだけに余裕の観光です。
利尻島を一周する定期観光バスが良いのではと思い乗車したのですが、これが予想以上にヒットでした。
天気が良かったこともあり、雲のかかっていない利尻山をぐるり360°から眺められたのが良かったことに加え、ガイドさんから利尻島の生活や現在の状況、更に利尻山のいろいろな角度からの眺望について、興味深い解説があり、殆ど知らなかった利尻島について親しみを感じました。
当日と翌日乗車した定期観光バスで得た情報と実際に島で見聞きしたことをまとめ、10月号の青雲会便りのコラムに記載したいと思います。ご期待ください。
利尻島の定期観光バスで最初に向かったのは、標高約180mに位置する姫沼でした。
ここは、以前にヒメマスを放流していたことから名付けられたそうです。
また、この沼から島で唯一の水力発電用の水路(ハイプ・配管)が出ています。(麓の水力発電装置と水路のパイプは、あとで車窓見学しました。)
写真後方は、上部がガスに覆われた利尻山です。
私たちは、姫沼の外周を約20分かけて散策しました。



次に定期観光バスが向かったのは、オタトマリ沼。
島南部にあります。一周する道もあるのですが、草が茂っていたりと道が良くないと聞いていたのと、姫沼を一周した直後だったので、周回する人はいませんでした。
ここでは私たちのうち4名が二種混合のソフトクリームを食べておられました。
写真背景はもちろん利尻山です。



定期観光バスの最後の下車観光地は仙法志御崎公園でした。
ここは島のほぼ最南端にあります。
島の周囲を回っているうち、利尻山の特に上部が姿を変えていき、私たちの登ったなめらかなアクセスルートと異なり、ギザギザの岩が目立つラインも目にすることができました。登山には適していないルートです。
仙法寺御崎公園には、傷ついたゴマフアザラシが1頭保護されて、水槽の中を泳いでいました。
また、写真では欠けていますが、左方向には利尻山の稜線が海につながっているところを見ることができました。
W門さんは、利尻山の頂上から海に至る全景をパノラマ写真で撮影されていました。
定期観光バスを下車し、フェリーターミナルの前で昼食に全員ラーメンをいただきました。
そのときウニ丼が10,000円の定価表が張り出されているのを見つけました。
誰が注文するのだろうと食事中興味深く見ていましたら、配膳コーナーからウニを一杯乗せたウニ丼が出ていくではありませんか。
行先は4人程度が座っていたテーブル。シェアするようで、上手な食べ方と思いました。
当日の夜はペンションでした。
ここで女性の方は初めて生ウニを食べることができました。



昼食後、男性はぺシ岬に登り、6月に利尻山に登られたS田さんのアドバイスに従い、鴛泊の街の南寄りにある高山植物園に行き、宿舎に向かいました。
その間、女性陣は、フェリーターミナルの喫茶店で、翌日の礼文島観光のスケジュールを練っておられました。
当初、島の南側の桃岩トレッキングコースか、北端のスコトン岬コースしか行けないと思われましたが、Ydさんを中心に、K桜さんが最初に提唱された定期観光バスに乗車し、季節運行のシャトルバスに乗車することで、島の南北両方の名所に行くプランを立てられました。
翌28日はそのプランに基づいて行動しました。更に良いことに、荷物の運搬のために迎えに来られた宿のご主人が、北のカナリアパークまで、送って行ってくれるというので、映画「北のカナリアたち」の舞台となった、北のカナリアパークに行くことができました。
写真は、北のカナリアパークのメインの施設で、麗端小学校岬分校として実際に撮影で使用した校舎内での1ショットです。
写真中央の人影には、吉永小百合さんの映像が後方からプロジェクターで投影されていたのですが、光が反射してうまく撮影できませんでした。



北のカナリアパークを出発後、トレッキング用に整備されている桃岩展望コースを歩きました。
高山植物が海岸線まで咲いている草原を歩くのはとても気持ちが良かったです。
桃岩展望コースは利尻山を海越しに遠望できるのが魅力の一つです。
当日は上2/3はガスで隠れていましたが、既に2日間利尻山の頂上から麓までの全景を見てきたので利尻山がガスに隠れていることは問題なく、海越しに利尻島を見れたのは良かったです。





桃岩展望コースを香深港フェリーターミナルまで歩いた後、礼文島を巡る定期観光バスに乗車しました。
途中、礼文島で最も海が映えると言われている澄海(スカイ)岬を見学して、礼文島の最北端のスコトン岬に到着しました。
ここは以前日本の最北限の地とされていたそうですが、その後の測量結果により、宗谷岬が日本の最北限であることがわかりました。
しかし観光用に、現在でも最北限の地という標識が立っているとのことです。(観光バスガイドさんの説明)
写真奥右側の島は「トド島」です。
ここで、女性3人はスコトン岬名物の「昆布アイスクリーム」を買いに行かれましたが、残念ながら売り切れだったそうです。
礼文島は花の島と呼ばれることが多いそうですが、霧がかかることが多く、ミストが高山植物(花)を育むという説明もありました。
そういえば、利尻山に登った7月26日も、利尻島は晴れていましたが、礼文島はほぼ全域に低い雲がかかったような状態で、多分現地ではミストが舞っている状態だったのでしょう。



香深港フェリーターミナルで定期観光バスを降りると、ほんとに細かい雨が降っていました。
「トレッキング中や観光中に降らなくて良かったね。」と言いながら宿に向かいました。
4日目、28日の宿は、料理が今までで最もよく、ご主人をはじめスタッフの対応がとびきり優れていました。
話をお聞きしていると、お父さんが漁師をされていて、その後を受け継いだお兄さんが現役の漁師ということで、本日とれたての生うにを今回の例会のなかで初めて味わいました。ウニは最近漁獲量が減っているようで、なかなか手に入らなく、入手できてもかなり高額であることが、いろいろな方の話で分かってきました。
写真左上に貼っているポスターは、魚の写真と名称や説明が記載されています。
食卓に並んでいる魚の名前を私たちに説明する際、私たちが「どのような魚ですか。」と尋ねると、ポスターの魚を指して説明されました。
例えば「ソイ」という魚など、私たちが知らない魚もあり、わかりやすくされていると思いました。
翌29日は、大阪への移動日でした。
フェリーで利尻島・鴛泊港に向かい、利尻空港から新千歳空港を経由して大阪に。
新千歳空港からは、それぞれの航空便になり、新千歳空港でお土産を買うため時間にゆとりがないことが予想されたため、利尻空港で解散としました。
参加していただいた皆さん、長い例会お疲れさまでした。
今回の例会では、全景が見える機会が少ない利尻山にほぼ快晴の状態で登れたことは大変良かったと思います。
また、翌日の利尻島観光でも利尻山がよく見え、例会4日目の礼文島トレッキング&観光も充実して、良い観光ができたと思っています。
良い例会と思えるのも、皆さんが互いに協力し合っていただいたり、良いアイデアを出していただいたりと、積極的に動いていただいた賜物と思っています。
ありがとうございました。
利尻・礼文例会を、皆さんの楽しい思い出の一つに加えていただければ幸いです。


キャンセルが1名出ましたので募集します。日程が会う方宜しくお願いします。
1日目は曇りながら、果無の稜線歩きを楽しみ、冷水山にテント泊。
2日目は朝から暴風雨で、十津川村(奈良)に進むのは無理と判断し、
もとの登山口(和歌山)に、引き返しました。
雨は予想していましたが、風の強さを想定できていませんでした。
暴風雨の中でも、ジャンボテントは頑丈でした。
無事に下山できてホッとしています。参加者の皆さんありがとうございました。
明日、雨の様ですが、高取山例会実施します。市街地の舗装道路の多い
コースですので、濡れますが、下山後の風呂とビールを楽しみに、行きたいとおもいます。AM約2時間のショートコースです。
本日9月15日と16日で予定しておりました集中登山は天気の不確定要素が大きく、中止とさせていただきました。
つきましては11月3日4日にリニューアルした集中登山を実施したいと思います。ほぼ今回と同じ行程となりますが、時間的に少し前倒しになります。
時期的に紅葉もメタセコイアの並木道も見ごろかと思いますよ。
よろしくご検討ください。
神峰山口バス停からポンポン山頂のピストン山行となり沢山歩く事になり申し訳ございませんでした。
ポンポン山での集合写真です
(道中は暑くて思った以上に辛ったですが、皆さんの笑顔が見れて良かったです)
デザートのボッカで差し入れも沢山頂きありがとうございました。
予定していた定員5名となりましたので、締め切りさせていただきます。
申込みいただいた方、ありがとうございました。
ご希望に添えるかわかりませんが、追加で参加希望の方は念のためメールをもらえますか


しかし増員分も満席となりましたので、締め切りさせていただきます。
ありがとうございました。


満員御礼になりましたので、締め切らせて頂きます。
申し込んで頂いた方、有難うございました。
ポンポン山縦走の参加を予定されている方へお知らせします。
9/1下見に行きましたが出灰バス停からの登山道は土砂崩れで通行出来ません。従って別コースでポンポン山に登りますが山頂迄は1時間余分に歩く為、コースを変更します。集合場所時間は変わりなく10:07発のバスに乗り→神峰山口バス停→ポンポン山→善峰寺バス停下山15:24バスに乗り解散です。当日は暑くなる予報ですので荷物を軽くし熱中症予防対策をし、ご参加下さい。よろしくお願いいたします。
下界の猛暑を避け、標高690メートルのケーブル比叡駅からハイキングをスタート。玉体杉、横高山を経由し、水井山でお昼休憩。大原まで歩きました。猛暑が続く夏のハイキングは、ケーブルカーやロープウェイを有効に使うのも有りと思います。
北アルプス最深部と言われる雲ノ平に行ってきました。初日は富山の折立登山口から太郎平小屋。翌日は薬師沢を経由して雲ノ平山荘。翌々日は祖父ヶ岳・三俣蓮華岳・双六岳を登り双六小屋に宿泊。最終日は新穂高温泉へ下山する約38qの行程でした。幸い行動中は雨に降られることもなく、雄大な景色を楽しむことができました。